今晩は2重星をたくさん

昨晩につづき、晴れたのでMegrez90FDで2重星を観望です。
シーイングはまずまず良好で天頂付近(とはいってもマンションのベランダなので本当の真上は見れないのだが)ではジフラクションリングの揺らぎはほとんどなく良い状態です。
手持ちのアイピースで最高倍率となる279倍(PL4mm+2倍バロー)、口径センチ当たり31倍でもしっかりした恒星像が得られています。

西に傾いたしし座ガンマ星を見ます。
黄金色のきれいな重星。角距離は4.4秒なので100倍以下でもきれいに分離しますが、PL4mmの139倍が2星のほどよい距離とジフラクションリングが美しい。

そして角距離1.6秒台のおとめ座ポリマ。
PL6mm+2倍バローの186倍で簡単に分離。等光のごく接近した姿が素晴らしい。
 
南東に見えてきたさそり座。
アンタレスを視界に入れるが、さすがに低空のため揺らぎがあります。
PL6mm+2倍バローの186倍。
一瞬気流が落ち着いた時に主星の西側に伴星がちらりと見えるような見えないような。

つづいて、さそり座ν(ダブルダブル)。
伴星の2.4秒角は余裕で分離しますが透明度が悪いせいか薄雲か暗くて見にくいです。主星はなかなか難物でほぼダルマ状。
主星の角距離は1.3秒というデータがWeb上にはみられるが、2000年時点では0.9秒角の情報もあり、実際どのくらいの角距離なんだろう?
どちらにしても、分解能1.29秒の口径9cmでは難物です。

うしかい座のプルケリマも光度差がありますが、倍率を上げると簡単に分離(角距離3秒)。
第1ジフラクションリングの外側に青い伴星が見え、これまたとても美しい。

口径の限界近くの2重星を見るのはなかなか楽しいですね。

20110604-2011-06-5-10-19.jpg
うしかい座プルケリマのイメージ 186倍

20110603-2011-06-5-10-19.jpg
さそり座ν(ダブルダブル)のイメージ 279倍

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